理科実験教室

一方的に知識の量を増やしたり、問題の解法を教え込むことよりも、何が問題なのか自分の頭で、じっくり考え、どうすれば解決できるのか、自力で考えさせることの方がより重要であると理解しています。
目先の結果に振り回されて、肝心な基本の理解と定着がしっかりしていなければ、本当の学力は育ちません。
また、むやみに学習教材を増やしても、こなしきれなければただの紙です。
この3年の間に、他塾から途中入塾した生徒を面接すると、立派な学習教材が用意されているのに十分に活用されていないケースが目立ちます。特に小学校では、学習に対する基本的な姿勢を育てることが、とても大切です。
学習は本来、楽しんで行うものです。
関根塾の実験教室では、毎回の授業で実験・観察に取り組み、理科の楽しさや面白さを伝えていきます。
実際の実験を通して、子ども達の学ぶ意欲や喜びを引き出します。

食事に例えるなら、粗末にみえても手作り料理に勝るものはありません。
最近の外国産輸入餃子の事件のように、出来合いの冷凍食品は、値段が安くて見栄えが良くて手軽であっても、どんな危険があるかわかりません。
教育も全く同じです。
安さを強調する教育機関の広告は、その粗悪な学習内容を予想させます。
本当に高度な学力は、地道な日常の家庭学習の姿勢を育てることにあります。
自発的に学習に取り組もうとする心を育てなければ、しっかりとした学力は身につきません。
理科研究を達成した生徒は、後半、学力が飛躍的に成長します。
受験勉強の側らで、困難を克服して、研究の成果を修めることは容易なことではありませんが、生徒の生き生きとした姿勢に心打たれます。
感動は、自然科学への入り口です。